手作り
入園してまもなく、最初ともいえる製作の活動で『こいのぼり』を作ります。
型にはまった既成の半製品は出来上がりは整っていて綺麗ですが、面白みがありませんので使っていません。
担任が考えたユニークな『こいのぼり』を作ってお持ち帰りです。
子供の製作活動で既製品を使わないのが信念です。
知能教育(SI遊び)について
いなり幼稚園は幼児自ら考える力を育てるための
知能教育(SI遊び)を実施しています。
『SI遊び』は、アメリカのギルフォード博士が発見した知能構造<5領域150因子>の理論に基づいている教材を利用して毎週1回行なわれます。
子供自身は遊び感覚で取り組んでいるうちに、その課題に仕組まれている知能因子の一つひとつに確実に刺激されて、高度な成長を促されます。
教材の一例
色合わせ | 同じ色の物や、同じ絵のカードを集めて遊びます。 |
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仲間集め | 同じパターンのものを集める遊びです。 |
図形つくり | いくつものカードを合成して大きな形を作ります。 |
品物ならべ | スーパーのお店で売っているものを選んで店の陳列台に並べて遊びます。 |
持ち物さがし | 絵に描いてある人物にふさわしい持ち物を持たせてあげる遊びです。 |
何しているのかな | 絵の中の人物と同じ様に笑っている人を集めたりします。 |
言葉あつめ | しりとりや、同じ頭文字の言葉のカードを見つけます。 |
大きさくらべ | 色や形の順番や、変化を見つける遊びです。 |
SI遊びのねらいや効果について
考える力・やる気を起こさせるものです。
文字や算数を勉強したりOA機器を使いこなせるようにするという技能を教えるものでなく、それらの学習が必要になった時に、その土台となる自ら進んでやってみようという意欲を倍増していくものです。
想像力を養い、集中力を高めます。
色々なカードやシートに、遊びの感覚で取り組んでるうちに、一生懸命に考える力とじっくりやる習慣が身につきます。
自主性が育ち、社会性も広がります。
様々なパターンの遊びのテーマについて、お友達の発表する色々な考え方があることを知って、更にそれらにとらわれることなく、自分自身の考えを大切にしながら遊びの作業を展開していきます。
お話をしっかり聞き、
人前でお話を発表することができるようになります。
先生のお話をしっかりと聞いて、2~3人のお友達が順番にみんなの前で自分の考え(自分のやり方)を発表してから、個人個人の遊びをはじめます。
手先を使うことで、脳の発達を促進します。
カードを切り放したり、糊で貼りつけたりする細かい指先の作業は、手先を器用にすると共に、脳神経に大切な刺激を送り、脳の各部所の発達に大いに役立ちます。
ドッキドキの体育レッスン(年少・年中・年長)
活気にあふれる男性講師によって、毎週一回、なわとび・鉄棒・マット運動・ボール活動などが指導され、運動会ではバルーン演技・組体操が披露されています。
ハロー英会話レッスン(年中・年長)
効率が上がるように、クラスを2つのグループに分けて2人の外国人講師によって、英語で遊ぶ時間です。
外国人に出合うチャンスと外国人の本当の発音を聞く貴重な時間です。(年中児から)
愉快なお絵描き・絵画レッスン(年少・年中・年長)
バイタリティ溢れる男性講師の指導で、ユニークな絵画活動が行なわれ、色彩感覚や造形活動が飛躍的に伸びていて、子供達が待ち遠しく楽しんでいる日です。
毎日の絵本の読み聞かせ
毎日、毎日、一日に絵本を何冊も読んで聞かせています。
聞き惚れている子供達の顔には素晴らしい輝きがあります。
心の優しい想像力の豊かな子供が育っていきます。
子供達が楽しみにしている時間の一つです。
ボイストレーニング
大声で怒鳴って歌うのではなく、美しい歌声の子供達を目指して、毎日の5~6分のボイストレーニングを手振りや身体全体を動かしながら面白く行ないます。
ピアニカ(年中・年長)
音楽を演奏出来る喜びを味合いたくて、毎日20分間の練習をしています。
年長児ともなると十数曲も楽しく演奏しています。
お家でも練習したくて、毎日のように持ち帰る子供達の姿が見られます。
かけっこ
丈夫な体を作ることと、負けん気を育てる為に毎日園庭のトラックを駆け回っています。
特に2チームに分かれての、又、クラス対抗のリレーは大好きな様です。
わくわくノート
毎日のお子様の様子を少しでもお伝え出来ればと思って、担任がレターリーフに書いたお便りを、手作り表紙で飾ったファイルに綴じ込んで週末にお持ち帰り頂いています。
夏休み中の自由登園
長い夏休み中も、行事日や土曜・日曜日、お盆休み以外には毎日のように、出欠席にとらわれることなく、遊びたいお友達だけ登園して、午前保育でプール遊びをメインにして自由遊びで楽しみます。